福山とんど祭り2016は蔵王学区三区町内会の圧勝!
2016年1月17日に行われた「復活福山とんど祭」。福山市内の各学区・地区から多数のとんどが揃ったが、中でも傑出していたのが、「蔵王学区三区町内会」の作成したものであるのは、疑問の余地はないだろう。
他のとんど飾りが笹や小物を載せ絵などを貼付けたにとどまり、凝ったものでも紙で作成した人形であったのに対し、蔵王三区は人形を藁で編んで作成しており、各動物の模様や凹凸も藁の編み込みで再現するなど、もはや工芸品といっていいレベルの出来栄えであった。
とんどは特に出来栄えが争われるものではないが、並べると次元の違いに苦笑いした方も多いのではないだろうか。
祭りで燃やすのが惜しいぐらいであったが、実際、蔵王三区のとんどは燃やされず、中央図書館、市役所と巡回展示されており、やはり各方面からの評価は極めて高かったようである。
果たして、来年のとんどは蔵王三区の出来に奮起して凄い作品が現れるだろうか?期待されるところではあるが、蔵王三区町内会はとんどの作成に総動員で丸1日費やしても終わらなかったので、相当の気合と技術を持たなければ厳しいだろう…
※写真は公式パンフレットから引用